ホームセンター部門賞
サンデー いわき泉店
サンデー【本社・青森県八戸市】店舗独自の判断が集客のキーになる地元ニーズに合わせた店づくり
コメント
ここが良かった！3つのポイント
- どのスタッフも作業中や歩行中も笑顔で挨拶をしていて、売り場やお客の動きに常に気をくばっていたので、話しかけやすい雰囲気だった。
- 商品の場所について聞くと、手で方向を示しながら先導してくれ、途中何度か振り返り「足元にご注意ください」などの声かけがあって、とても丁寧でよかった。
- レジでは、金銭の確認や預かりを丁寧に行っていた。小銭やレシートを財布にしまうまで見届けてから挨拶をするなど、お客の様子をよく見ていると感じ、好印象だった。
BEST
PRACTICE
「サンデー いわき泉店」は、福島県いわき市の海岸至近の、大型マーケットやギフトセンター、娯楽施設、飲食チェーン店など、いくつもの館が駐車場を囲むように並ぶ巨大なショッピングセンターエリアの中にある。県道・国道からのアクセスが良い好立地ということもあり、新旧の地元住民の生活を支える拠点となっている。 いわき泉店は、広い、とにかく広い。売り場面積は約1,790坪。その巨大店には、日常生活に必要とされるものに加えて、ありとあらゆるジャンルの商品が並ぶ。おそらく、ここで売っていないものは、ほとんどない。大人も子供も年配客も、皆それぞれに買い物を楽しむことができる、ホームセンターでありながら心が弾む遊園地のようだ。
BEST
PRACTICE
本社から発信される季節商品の展開計画は、地域ニーズに合っているか必ず確認する。豪雪地帯の北の地域では、春・夏がかき入れ時のキャンプ用品などは、冬に売り上げが著しく落ちる。しかしここいわき泉店は他の店舗よりも比較的温暖な地域にある。冬でもアウトドア用品は一定のニーズがあるのだ。除雪用品の需要も異なる。気温や季節により雑草の成長速度も違うため、除草剤1つをとっても、根に効くタイプが必要な時期と、葉に効くタイプが必要な時期がかなり違うという。今必要な商品が本社の計画とは微妙に変わってくる。 各エリア・店舗ごとの柔軟な判断が必須なのである。本社もこれを重視、店舗で創意工夫し、各地域のお客のニーズに合った商品の提供を柔軟に推進している。
BEST
PRACTICE
品出し作業中であっても、必ず作業の手を止めてお客を見て「いらっしゃいませ」の声をかけ、丁寧に頭を下げる。お客の質問には小さなことでも丁寧に対応。高齢客も多いが、ゆっくり、しっかり聞き取りを行っている。お客が求める商品の場所まで案内する。売り場を的確に把握している。 レジ対応は「並ばなくても買える」対応を心がける。週末など店内が混雑する時間帯であってもお客を待たせないよう気をつかう。3人並んだらレジの応援を呼ぶルールがあり、スタッフはインカムでフォローし合う。レジスタッフはお客の対応をしながら行列ができていないか常にチェック、3人目のお客がくるとすぐさまインカムでヘルプを呼ぶ。品出し中でもフロアにいるスタッフが飛んでくる、この仕組みが徹底されている。
調査員の感動サービスポイント
店内は高さが揃ったすっきりした陳列だ。その視線を遮る天井まで飛び出した売り場がパッと目に入る。推し商品を立たせる秀逸なレイアウトである。
MESSAGE
株式会社サンデー 営業本部 ホームセンター営業部 小澤 恵蔵 宮城・福島地区長
弊社は、「お客さまを原点に、平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」というイオン各社共通の基本理念と行動指針のもと、住生活関連を主体とした生活必需品や園芸、DIY商品の販売というホームセンターらしい商品の販売と各種サービスを通じ「あなたの街のホームセンター」として地域のお役に立てる企業を目指しております。そして、お客さまおよびステークスホルダーのみなさま、そして働く仲間の期待に応えていかれるよう、企業価値の向上に努めております。
ホームセンターは、地域住民方々の生活を日常的に支える基盤であるのみならず、有事の際に生活と命を守る役目もあると、その使命を感じています。災害時には、お客さまに安心をもたらす灯台のように輝くお店でありたいと考えています。これからも、1人でも多くのお客さまに「ここにサンデーがあってよかった」と言っていただける、そんな店舗づくりを続けてまいります。
会社概要
株式会社サンデー
所在地 青森県八戸市根城6丁目22番10号
年商 52,100百万円（2021年2月期）
店舗情報
サンデー いわき泉店
所在地 福島県いわき市泉町下川字薬師前84番地
開店日 2017年8月11日
営業時間 9：00～20：00
従業員数 社員 10人、パート・アルバイト 29人
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