常に自問自答しながらより良い接客を模索し、
お客様の人生の節目に訪れる「一生の思い出」に寄り添う

POINT1

待機中のスタッフは常に目を配り、笑顔を保って待機していて話しかけやすい雰囲気だった。背筋が伸び、キビキビとした印象を受けた。

POINT2

悩みやニーズを組み込んでの詳細な説明に感銘を受けた。スタッフの振る舞い、商品説明など、入店時の挨拶からクロージングにかけて、大変好印象を持てた。

POINT3

店舗自体のレイアウトもシーズンにあわせた装いを展示してあり、工夫を感じられた。

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BEST PRACTICES 01
女性が入りやすい
店舗づくり

秋田駅から新国道を車で約10分。競合店が軒を連ねる激戦区に、「コナカ 秋田新国道店」はある。この地で32年続く、地域に根ざした老舗店舗だ。
店内に入ると、整然と並ぶ商品と明るい空間が目に入る。雪国特有の二重扉を抜けると、「いらっしゃいませ」の声が迎える。清潔感のある売場と柔らかな雰囲気が印象的だ。
「女性のお客様が入りやすいよう、入口付近にレディース商品を配置しています」と話すのは、店長の佐々木透氏。店長歴10年、コナカ歴21年のベテランである。来店客の比率は男性7割、女性3割。それでも奥様同伴や、ご主人の商品を選ぶ女性客は多い。
「女性の購買意欲につながる売場を広げたことで、レディースの売上構成比は大きく伸びました」
紳士服中心の店舗でありながら、女性が一人でも入りやすい空間づくりが、成果につながっている。

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BEST PRACTICES 02
需要変化に対応した
売り場設計

店内は中央に広い通路を設け、その左右に売場を配置。入口左にレディース、右手にレジ、ネクタイなどの小物、カジュアル、ビジネスカジュアルへと続き、最奥にフォーマルスーツを展開している。
カジュアルを手前に、フォーマルを奥に配置する構成には、明確な意図がある。「テレワークの増加や市場変化により、スーツのカジュアル化が進んでいます。そのため、カジュアルとビジネスカジュアルの品揃えを強化し、入口側に配置しています。一方で、フォーマルを選ばれるお客様には、落ち着いて選んでいただけるよう奥に売場を設けています」(佐々木店長)
32年続く店舗では、かつての主力顧客がリタイア世代に入っている。スーツ需要が減る中でも、慣れ親しんだ店舗で買物を続けたいという顧客心理は根強い。
完全なカジュアル専門店へ移るのではなく、この店舗で自然に選択肢を広げられる売場構成。地域特性と顧客心理を踏まえた売場戦略が、高い接客評価につながっている。

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BEST PRACTICES 03
チーム接客と
顧客情報共有

コナカの接客の基本はチーム接客である。秋田新国道店では、スタッフ全員が店長と同時期に配属された「この店10年」のメンバー。長年の連携が強みだ。「10年間一緒にやってきた仲間なので、アイコンタクトだけで意思疎通ができます」と佐々木店長。
来店客にとって、知っているスタッフが一人だけの店より、複数いる店の方が安心感は高い。そのためには、スタッフ全員が顧客を理解している必要がある。この店舗では、接客終了後に必ずフィードバックを実施。顧客の名前、人柄、購入理由、購入に至らなかった背景まで即時共有し、顧客情報に登録する。
繁忙時はメモで残し、後で必ず共有。情報を店舗全体の資産として蓄積している。仮に担当者が忘れても、別のスタッフが顧客情報を確認し、「〇月にご購入いただいた〇〇はいかがでしたか?」と自然に会話へ入る。
チームで顧客を記憶し、チームで関係を築く。属人化しない接客体制が、安定した高評価につながっている。

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BEST PRACTICES 04
計画的な
リピーター創出施策

コナカ秋田新国道店は、リピーター比率の高い店舗である。競合が多い立地であっても、来店が継続するのは偶然ではない。計画的なリピーター創出施策がある。
「最も強化しているのは下取りのご案内です」と佐々木店長。
他社製品も対象とし、割引券を発行することで、自然に次回購入へつなげている。廃棄を迷う顧客の背中を押す仕組みであり、環境配慮の観点からも意義がある。
さらに、会計時間も活用する。
「お支払い中は、店内をゆっくり見ていただける時間です」。
その間に売場の広がりやレディース商品の充実に気づく顧客も多い。購買後の時間まで設計している。
デジタル活用も徹底している。
LINEやアプリは「登録」だけで終わらせず、その場で操作方法やクーポン利用方法まで説明する。高齢客にも理解してもらうことで、実際の利用率を高めている。
「お客様のお困りごとにはできる限り寄り添います。わからないことは一緒に調べます」
その姿勢は、家族単位の継続来店へとつながっている。常連客の息子が、入学式、成人式、就職活動、入社式、結婚式と、人生の節目ごとにスーツを新調し続けた。
「我が家の思い出の写真は全部コナカさんのスーツ」
この言葉が象徴するのは、単なる販売ではなく、長期的な顧客関係の構築である。
制度と姿勢の両立が、総合グランプリにふさわしい評価につながった。

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株式会社 コナカ
コナカ事業本部 店舗運営第1部
岩手・秋田リージョン
リージョナルマネージャー
髙橋 優輔

MESSAGE

商品へのこだわりを全店舗へ発信
意識の共有が高品質を生む

弊社では、経験や社歴に応じた体系的な人材育成制度を整えています。
「巧社員」と呼ばれるベテラン層をはじめ、次席社員、一般社員、パート社員まで、それぞれの階層別研修をWEBで実施しています。
研修は一方向の講義ではなく、テーマに基づくディスカッション形式。参加者は学んだ内容を各店舗に持ち帰り、現場で共有・実践するところまでを研修と位置付けています。
さらに年2回実施する「接客勉強会」では、店舗でのロールプレイングを通じて接客品質を検証。現場視点と顧客視点の双方から改善を重ねています。
売場づくりにおいては、商品バイヤーの基準を全店舗に共有する「売場指示書」を定期配信。演出ポイントを統一することで、全国で均質な店舗品質を実現しています。
また、Googleマップの口コミ(GBP)を重要な顧客評価指標と捉え、日々の業務改善に活用。
紙媒体中心だった広報も、アプリやLINEへと拡張し、幅広い世代への認知向上を進めています。
今回、サービス・オブ・ザ・イヤー2026 総合グランプリを受賞した秋田新国道店は、こうした全社的な取り組みを体現する店舗です。地域密着の姿勢、顧客一人ひとりに寄り添う接客、スタッフ間の連携は、他店舗の手本となる水準にあります。本受賞を励みに、今後も全社一丸となって接客品質の向上に努めてまいります。

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